おもいつき

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御朱印帳経過記録 神社14冊目

f:id:Mayugeloki:20171216000852j:plain御朱印帳、神社の14冊目は水天宮(日本橋)の四聖獣柄のオリジナル御朱印帳。
水天宮の御朱印帳はこの他にも何種類かあるようでメジロ柄もなかなか可愛かったです。表紙はスベスベした手触りの樹脂でコーティング加工された厚紙。
あと、最後のページには桔梗(?)の花のはんこが押してあるので使用できるのは片面で22面。ちなみに裏面には何も押してありません。

上段右から
水天宮(日本橋)と辨財天、品川貴舩神社、錦天満宮、神鳥前川神社、手子后神社、渡海神社
中段
玉崎神社、越谷香取神社、九重神社、三ツ和氷川神社、九重神社御神木、鳩ヶ谷氷川神社、和楽備神社
下段
愛宕神社(笠間)、高お神社、矢切神社、出雲大社朝霞教会、北野天神社(所沢)、阿豆佐味天神社、熊川神社


御朱印を集め始めた頃に水天宮の辺りを通ったことがあったんですが、ちょうど工事中で工事用ネットに覆われた社殿を見た記憶があります。何かの折に工事が完了したという記述を見たので参拝。宝生辨財天の御朱印はいわゆる弁天様のイメージのイラストですが、実際に祀られてる像は宇賀辨財天のお姿。検索すると画像が出てきますが頭上に例の宇賀神が乗ってます。ちなみにMayugeが参拝した日は非常に日差しが強く、御簾越しには中は全く見えませんでした。
次に並んでいる錦天満宮は京都ですがその前の貴船神社は東京・品川の方。書置を貼る順を間違えたためちょっと地域と日付が錯綜してます。
神鳥前川神社の読みは「しとどまえかわじんじゃ」。ニケんところに遊びに行ったついでにLiLi Lineマロンパイを買いに行きがてらって1年前と同じこと言ってますが。たしか1年前の帰りにこの神社を見かけ、下調べして御朱印があるのを確認しておいたんだったかと思います。マロンパイも1年越しでやっと手に入りました。たしかにゴロッと贅沢に入った渋皮煮とサクサクというかホロホロというか独特の歯ごたえのパイ生地で美味しかったです。
手子后神社の読みは「てごさきじんじゃ」。銚子から利根川を渡って茨城側の対岸にある神社です。このあとの渡海神社、玉崎神社とともに銚子に海産物を食べに行きがてらぐるっと参拝。なんかもの食って神社回るパターンが妙に多いな。銚港神社も参拝したんですが不在で御朱印は戴けませんでした。

f:id:Mayugeloki:20171216001107j:plain越谷香取神社から和楽備神社までは埼玉方面に行ったついでに巡礼。
越谷香取神社はなんで亀のはんこなんだろうと思ってたんですが行ってみたら境内を巨大なリクガメがのしのし歩き回ってました。ええと、御神馬的な?

f:id:Mayugeloki:20171216001143j:plain九重神社御神木御朱印はおそらく始まって間もなかったのではないかと思うんですが、下調べの際には存在に気付かず、現地で初めて知りました。しかもちょうど10月下旬の2週間ほどの期間のみのオータムカラー限定版。九重神社にはスダジイの巨大な御神木があり、この御朱印はこちらを模ったものとなっています。スダジイの木は常緑樹なので紅葉しないとか御神威の前では些細な事です。
この御神木はスダジイとしては本当に驚くほどの巨木で見ごたえがあります。しかし「川口の秘境」て。たしかに道狭くて近寄りにくかったですけど。
三ツ和氷川神社は九重神社で御朱印を代行されていています。こちらも現地で初めて知ったので御朱印を戴いてから続けて参拝。さらに鳩ヶ谷氷川神社、鎮守氷川神社氷川神社三昧。が、スサノヲのシルエットはんこで有名な鎮守氷川神社はこの日がたまたま例大祭だったようで御朱印は対応できないとの張り紙が。まあそのうちまた。

f:id:Mayugeloki:20171216001228j:plain愛宕神社笠間市に鎮座する神社。陶器の動物作家、大崎透さんの個展を見に行く際に行きがけに参拝。旧町名の岩間の地名とセットの方が通りがいいかもしれません。江戸時代の国学者平田篤胤の著書「仙境異聞」において、天狗小僧寅吉にまつわるエピソードの舞台となる岩間山(現在は愛宕山)山頂に鎮座しています。
仙境異聞は江戸時代後期ごろ、上野公園辺りで神隠しに遭った少年が数年後になってひょっこり現れ、仙人(もしくは天狗)に茨城まで拉致されてたと語り、当時大いに話題になったという出来事についての記録です。その当時のつくば周辺が今で言うグンマー的な扱いを受けていたことがよく分かります。蝦蟇の油の売り口上も要するに「筑波山には特殊な足を持つ新種のカエルが生息してる」っていう話ですからね。あの辺りなら珍生物とか天狗が生息してると言われても納得、みたいな。現代感覚で見れば虚言癖のあるガキに老境に差し掛かってスピリチュアル入ってきた学者がいいように翻弄されてるようにも見えますが、まあそれはそれとして、当時の知識層の有力な人物が神隠しや生まれ変わりについて真面目に聞き取り調査をし、記録を残してるということでこの辺の一連の書物の名はオカルト方面に興味があればわりとよく目にします。
さて、愛宕神社に戻りますが、この辺に由来してか境内はわりと天狗まみれ。拝殿には巨大な天狗の面がいくつも飾られています。

f:id:Mayugeloki:20171216001318j:plainあと愛宕山も町外れの岡くらいのものを想像してたら思った以上に普通に山でした。山頂周辺は公園として整備されており、非常に見晴らしが良かったです。
高お神社の「お」はあめかんむりに龍の文字。文字化けしてうまく表記できなかったので平仮名で。なんかいかにも水神という感じの文字です。この近くに住んでいる友人がいるので前を通ったことは何度もあったんですが、先日触れたBROMPTONの下見の際にこのあとの矢切神社とともに参拝。そのまま葛飾まで配流されました。
出雲大社朝霞教会はみっしり詰まった住宅地にコンパクトにひっそり収まってます。4冊目の東京分祠、10冊目常陸出雲大社に引き続き3ヶ所目の出雲関係社参拝。出雲大社あちこちにありすぎじゃろ。
神社を巡ってると御朱印女子だのアニメやゲームの聖地巡礼だので若い女性の参拝者は思った以上に見かけることが多く、縁結びパワースポット的なアピールをしている神社なんかもけっこうあります。出雲大社東京分祠なんかの印象はこういった中でも突出して参拝客の女子率が高く、9割5分が女子という感じ。しかもパワースポットとかスピリチュアルとかそういうどこか浮ついた縁結びスポットという感じではなく、 「こっちは遊びで参拝してるわけじゃねーんだよ」というピリピリと殺気立った雰囲気が 参拝客の真摯な姿勢がとても印象的でした。朝霞教会についてはそのようなこともなく落ち着いた雰囲気。足元には参拝しやすいように参拝順路がテープでバミってあってなにやらユーザーフレンドリー。
阿豆佐味天神社の読みは「あずさみてんじんしゃ」。境内社の蚕陰神社が猫返し神社として有名だそうで、境内には石の狛猫もあります。
熊川神社は神社というか境内に配置された七福神御朱印。ちょっと意表を突いたシステムな気がしますが独特の字体が味があって好きです。