ミジンコ
先日、例のミジンコマニアの上司がこんなんくれました。ミジンコストラップ。チタン製。(追記:製造元は職人さんの引退に伴って廃業されたそうです)
まあこの上司の場合、ミジンコが業務の一つになってる、ある意味ミジンコのプロですのでマニアと呼ぶのは間違ってるかもしれませんが。「こんなの作ってる会社があるんですねぇ」と言ったら、実はもともとラインナップにミジンコはなかったのに、メーカーに顕微鏡写真を大量に送りつけて作らせたとのこと。やっぱマニアか。
さて、この上司がここんとこミジンコの撮影にハマってまして。なんか顕微鏡にいろいろなカメラをいろいろな方法で固定したりしつつ試行錯誤中。「Mayugeさんのデジカメ、たしか高感度モードがあるんだよね。ちょっと貸してくれない?」とか言いつつまた何か試してたり。
そんなわけでレンタルしたデジカメで撮影されたミジンコ画像。まずはスタンダードなところから。
背中の育児嚢に仔ミジンコが大量に詰まってるのがわかります。
メスですね。オオミジンコのメス。
そして高感度ならということでライトを消してみたりした写真。変なエフェクト掛けたみたいになってますが。
なんかアンドンクラゲみたいですな。
さらにミジンコマニアにはたまらない貴重画像。
ミジンコのオス。胸毛が生えているのが特徴。
ミジンコに詳しい方ならご存じかと思いますが、ミジンコの大部分はメスでして、オスは非常に希にしか存在しません。
最近はさらに発展してミジンコ画像の撮影から、ミジンコ動画の撮影にブームが移っています。ミジンコの脱皮の瞬間やミジンコの産卵の瞬間などを動画に収めているそうで。オオミジンコの貴重な産卵シーン。
会心の動画が撮れると、たまに上映会が始まります。
現在Mayugeが心配してることは、この上司が「ミジンコ + 動画」とかで検索してこのページを見つけてしまわないかということですが。上司以外の方が見つけた場合は、その記憶は黙って封印しておいてください(「ミジンコ + 動画」検索しかねないプロミジンコ師があと数名いる)。
ちなみにネタとして扱ってますが写真のミジンコがオオミジンコなのは本当です。オオグンタマとは関係ないです。(←注 音が出ます)