またキノコ
暑かったのでICE GUYを買ってきて、カフェオレ味のつもりで食べたらコーラ味でした。口に入れた瞬間に酸っぱくてびっくりしたMayugeですごきげんよう。
さて、昨日テングダケなんか愛でながら帰宅してみたら電話をどうやら職場に忘れたのではないかということに気付き、休日なのにまた職場に行ってきました。
せっかくなので愛しのテングダケ様のお姿をまた拝見できないかしら? と敷地内の藪にズンズン侵入。
蚊がっ! 大量の藪蚊がっ!
いやもうさすが初夏。ムヒ持ってきてるから大丈夫とかそういう問題じゃない。だいたい持ってくるならムヒじゃなくて虫除けだろうが。バカかお前は。
それはさておき、けっこうあちこちに生えてます。テングダケ様。これは昨日のと違って、まだ顔を出したばかりの幼菌。
ちなみに昨日の場所は来る途中に見てみましたが、すでにしおれかけてました。ちょっと早いですテングダケ様。
まあついでなので藪蚊にもめげずに敷地内に点在する藪をキノコ探索。写真の上側は多分クロハツ。写真ではピンとこないかもしれませんがデカいです。
写真のはあきらかにCDより大きかったので20cm以上はあるでしょうか。今回歩き回った辺りにはこれがやたらと生えてまして、立ってその辺を眺めると、CDくらいのダークグレーの円盤が地面から10cmくらいをあちこちに浮遊してるように見えてちょっと妙。
で、写真の下側は昨日も載せた赤いキノコ。あらためて見てみたところ、ドクベニタケに似てるかなーという感じ。あくまでも手持ちの図鑑の中ではですが。ドクベニタケなら当然毒キノコ。
カワリハツとかニシキタケとも似てる気はするんですけどね。この二つなら食べられるらしいです。
ドクベニタケなら囓ってみると非常に辛いのですぐわかるとのこと。だが、ことわる!
あと、マゴシャクシかな?という感じの物体が朽ちた切り株周辺に群生中。手持ちの図鑑ではマゴシャクシの方が似てるけど、写真によってはマンネンタケもけっこう似てるかもしれない。どちらも霊芝とかいって漢方にするやつの一種らしく、中国では縁起のいいキノコだそうで。
なんかニス塗った作り物っぽい、固そうなキノコ。大きさは大きいので幅15cmくらい。
そしてこの二つは図鑑を眺めても似てる物すら見つかりませんでした。何なんだキミらは。
左側は直径15cm程度、右側は7~8cm程度。どちらも一本しか見かけませんでした。なんつーかニセモノっぽい。誰かがMayugeがキノコを探しに来ると知って作り物を配置してるんじゃないか。どこの暇人だ。
そして今回のわかりやすい名前オブ ザ 今日。
受賞されましたのはこちら。おそらくヤグラタケ。何か切り株っぽい物の上に生えているように見えますが、踏み台にされてるのはおそらくクロハツと思われるキノコ。存在は知ってたんですが今日初めて見ました。他のキノコを舞台のようにしてその上に生えるから櫓茸。初めて見た人でも一目で「これがそうか!」と気付くわかりやすい芸風。枯れかけた他人に肩車で陣取って栄養を吸い取るというライフスタイルも審査員の心にヒットしたもよう。自分がやられたらキレますが。
もし、ヤグラタケ以外にも他のキノコの上に生えるという芸風のキノコが確認された場合は、不適格ということで賞を剥奪する場合があるのでご了承ください。
しかしヤグラタケの呼称はむしろ踏み台にされてるクロハツにこそふさわしいような気がしなくもない。
ちなみに居室に行ってみたけど電話は忘れてませんでした。
「電話を忘れて帰ること」と、「電話を忘れてないのに忘れてると思いこむこと」はどちらの方がよりヤバいでしょうか。脳的に。