おもいつき

http://mayuge.btblog.jp/ が管理会社怠慢により消失したため移転作業中

御朱印帳経過記録 神社23冊目

f:id:Mayugeloki:20180202014851j:plain

神社用23冊目は白兎神社のオリジナル御朱印帳。
白兎神社は有名な「因幡の白兎」の神話の舞台となる白兎海岸に鎮座し、表紙には白兎と月、因縁の地である淤岐の島があしらわれています。

御朱印は上段右から
白兎神社(鳥取)、安井金比羅宮、満足稲荷神社とご神木の御朱印、宗忠神社、生身天満宮、摩気神社
中段
大原神社、賀露神社、隼神社、梛神社、梅宮大社松尾大社野宮神社御髪神社
下段
月読神社(京都)、前川神社2種、剣神社、鎮守氷川神社紀州神社(北区)、多摩川浅間神社、玉川神社

f:id:Mayugeloki:20180202015008j:plain

Mayugeの実家の墓が鳥取の方にあるため子供の頃から墓参りの度に白兎海岸は通過してたんですが、今回帰省の際に墓参りのついでに初めて参拝。そういえば淤岐の島については子供の頃から母が「白兎はなんであんな何も無い島なんか行きたがってたんや」と言ってて印象に残ってたんですがよく考えたら逆です。あの島からこちら側に渡りたがってたんです。
参道に照明と思しい柱が点々と立ってまして、その上に一本一本違うポーズのウサギがあしらわれています。なかなか可愛い。

安井金比羅宮は「京都の縁切り神社」といえば定番。ビジュアルが強烈な願掛け石や、いささか強引すぎる御利益などなにかと話題のネタに事欠かない神社です。変に話題になったため近年は呪詛代行業者と勘違いしてるのではないかというような参拝客が増え、絵馬が現代社会の闇みたいになってます。願掛け石は 呪詛の 願掛けの形代が分厚く貼り重ねられてかまくら状になってしまい、長らくもとの形が判別できなくなっていたんですが、先ごろ自重に耐えきれずに形代部分が崩落したのを機会に一旦片付けられたそうで、現在は絵馬のような板状の石であることがよく分かるようになっています。
ちょうど対人トラブルまっただ中の友人がいたのでストラップ型の縁切りお守りをお土産として買って行ったところ、後日、そのトラブルに関する手続きが完了した翌日にそのお守りのパーツが勝手に壊れて外れていたとのこと。「仕事しといたぞ」と言わんばかりのタイミングで面白かったと友人から報告がありました。
ところでこの縁切り神社の参道脇にまたラブホテルがあるんですけどいったいどういうカップル需要を狙ってるんでしょうか。神社withラブホその4。

満足稲荷神社は道中でなんか名前が良かったので参拝。社務所無人で南隣の商店で対応されている旨貼り紙がありました。ご神木御朱印は書き置きです。

宗忠神社は吉田神社の摂社に参拝しようとして登り口を間違えたら前に出まして。せっかくなので参拝。あとから検索して知ったんですが黒住教という神道系の教団の神社だそうです。そういえば拝殿の前で両手を掲げて魔封波のようなポーズで何かを封じようとしてるのか何かを吸収しようとしてるのか、そんな感じの集団が居ました。

生身天満宮の読みは「いきみてんまんぐう」。日本最古の天満宮とのこと。天満宮といえば菅原道真の怨霊を鎮めるための神社ですがこちらの生身天満宮は道真公存命中、すなわち怨霊になる前からフライングで存在していたとのこと。それは最古に相違ありますまい。なんかこう言うと「頼朝公ご幼少のみぎりのしゃれこうべ」みたいになってる気がしますけど由来については神社の公式サイトにかなり詳細に書かれてます
ちょっとそれぞれの構造物を指す用語が正確ではないかもしれませんが、拝殿が本殿を完全に覆うように建てられており、拝殿内に本殿の周りを周回できるような回廊が設置されているという独特の構造をしています。ここを3周して参拝するのが正式な参拝法とのこと。
この日は園部オフということで地元民の琥珀さん、Vixenさんに案内して貰いながらGuuさん、式さんとともに園部をウロウロしてまして。この機会にと周辺で御朱印のある神社を下調べしてたんですが、琥珀さんが事前に連絡してくれていたおかげで神社の方から色々とお話も聞けて楽しかったです。案内してくれたお二方、あと車に便乗させて貰った式さんも、どうもありがとうございました。

f:id:Mayugeloki:20180202020155j:plain

摩気神社の読みは「まけじんじゃ」。園部オフでもう一社参拝です。山間の風景に茅葺きの拝殿が溶け込むようで風情がありますがなにげに式内社というだけでなく明神大社と古い上に格式の高い神社。神社に到着早々、琥珀さんの車が斥候と思しいスズメバチからしきりに体当たり攻撃を受けてます。総攻撃の前触れとされる行動でわりと生命の危機。しかし我々は式さんの車の方に同乗していますので大丈夫です。健闘を祈ります。夏に参拝される方は駐車場の端っこの方に注意して下さい。

大原神社は実家方面の山間に鎮座する神社でMayugeの妹がこちらで神前式を挙げたりしているので以前にも参拝したことはあるんですが、今回帰省のついでに御朱印を戴きに。天一位です。もちろん神階の最上位は正一位であり天一位という位は神階にも位階にも存在しません。昔の宮司がディモス・ハイアラキ師匠の剣筋でも見破ったんでしょうか。

賀露神社の読みは「かろじんじゃ」。最初の白兎神社からおおむね1年経ちまして、また帰省ついでに鳥取まで墓参りに行ってきたので鳥取港近くのこちらの神社に参拝。ババアの唐揚げとか食べてたのもこの時です。
梛神社および摂社の隼神社から月読神社までは帰省の復路にまた京都市内を自転車で。

梅宮大社は日本最古の酒造の神様だそうですが、最近は猫スポットとして一部に有名らしいです。その件は知らずに参拝したんですが、たしかに人なつっこいというか、人が近付いても自分のペースを崩さない、言ってしまえば無視して寝続ける猫がたくさん居て猫写真撮り放題です。

f:id:Mayugeloki:20180202020612j:plain
ところで御朱印をお願いしたいんですけどちょっとそこをどいていたただけませんでしょうか。

松尾大社はこちらも酒造の神様。ここから嵯峨野辺りをぐるっと。人気スポットだけあって例の竹藪周辺とか外国人観光客で溢れかえってます。唯一、月読神社がひっそりと静かで良い雰囲気でした。

f:id:Mayugeloki:20180202020719j:plain

あと、御朱印はやっていないとのことだったんですが、道中に木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)も参拝。以前に三囲神社で見た三本足鳥居がここにもあると以前に本で読んだことがあったのでこれを見てみたくて。同じ本にあともう一ヶ所、木造の三本足鳥居がどこかにあると書いてあった気がするんですが細かいことは憶えてません。

関東に戻ってきまして埼玉の風変わりなはんこがある御朱印3社巡礼。
前川神社は社名ではなく祭神の墨書で2種類の御朱印

f:id:Mayugeloki:20180202022350j:plain

神社を回ってると社務所がそのまま神職のご自宅を兼ねてるパターンはよく見ますが、剣神社は逆に自宅に神社が取り込まれているパターン。住宅地内のごく普通の一軒家の玄関口がそのまま参道になっているような造りで、参道を進むと正面にごく普通の玄関があり、その左側が大きく開け放たれて拝殿になっています。どう見てもここは元はリビングだったのでは。ある日突然神職に御宣託が下り、即日脱サラしたあげくに家族の団らんの場が祭壇に変貌してしまったのではないかとか、いまだに奥様の腹の中はそのことに対する不満がふつふつと煮えたぎっていたりするのではないかとか余計な心配をしてしまいます。や、そんな妙な由緒でないことはHPで説明されていますし、神社建築としてはちょっと特殊というだけで境内はとても綺麗に維持管理されてるんですが。このフクロウの意匠はなかなか好きです。

鎮守氷川神社は祭神であるスサノヲの御神影のはんこに独特の墨書と、御朱印の紹介では定番の神社。以前に御朱印は戴いてるんですがスサノヲのはんこの色が季節ごとに変わりまして、4色コンプすると特別版御朱印を戴く権利が発生します。ガチャだったら危うく禁止されるところなシステムです。せっかく色が違う季節に近所まで来たので夏の青を。これであと2色です。

紀州神社は以前に参拝したら無人でして、帰って調べ直したら神職がおられるのは正月三が日のみとか。その後、神社の敷地に隣接するビル内にある社務所に電話すればいつでも普通に対応していただけるという情報をBlog記事で見たので参拝。デザイン化された八咫烏のはんこが格好いいです。
多摩川浅間神社すでに2回御朱印を戴いてるんですが、はんこが月替わりになったようなのでせっかく近くまで来たのならと参拝。去年の記録を見ると9月は富士山のはんこでそれらしくて…って変わってるし! 月替わりの上に毎年新作になるんですか。以前の絵柄でわりと好きなのもあるんですが復刻版とか出ないですかね。
そのまま自転車で世田谷に向けて移動し、玉川神社に参拝してこの御朱印帳は終了。そのまま次の御朱印帳で続けて世田谷方面を巡礼しました。

御朱印帳 経過記録
 神社 1~4冊目   神社 5冊目   神社 6冊目
 神社 7冊目   神社 8冊目   神社 9冊目
 神社10冊目   神社11冊目   神社12冊目
 神社13冊目   神社14冊目   神社15冊目
 神社16冊目   神社17冊目   神社18冊目
 神社19冊目   神社20冊目   神社21冊目
 神社22冊目

 寺院 1冊目   寺院 2冊目   寺院 3冊目