おもいつき

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ラム(RAM)

f:id:Mayugeloki:20191019011145j:plainGWに水戸の方に行ったついでに以前から時々名前が聞こえてたインドカレー店、ラム(RAM)へ。
ラムといえば土浦に支店ができたのはけっこう前から目にしてて、そのうち行ってみようとずっと思いながら先延ばししてたらいつの間にか閉店してたという経緯もあり。
今回はこれもあってぜひラムのカレーは一度食べてみないとと訪問。

f:id:Mayugeloki:20191019011210j:plain今回注文したのはチキンチリとプロンカレー(各¥1000)。

チキンチリは「玉ねぎ、ピーマンとトマトを炒めました」という説明。
かなり鶏肉ゴロゴロの具いっぱいで、日本のカレーっぽいとろみの強いルーを具に絡めたようなタイプ。チキンに串刺ししたっぽい穴が空いてたので、一旦タンドールで炙ったタンドリーチキン的なものを使ってるのかもしれません。辛さとともにピーマンとスパイスの香りが感じられて美味。

プロンカレーは「エビとオニオンソースのカレー」との説明。
剥きエビがこれまたゴロゴロ入ってて、こちらのソースはチキンチリに比べると辛さは控えめで甘みと酸味があり、バターチキンをちょっと連想させる感じの味。インドカレーらしいさらっとタイプで、ちょうど別系統のカレーが並ぶことになって良い選択でした。

f:id:Mayugeloki:20191019011236j:plain 「サービスでインドのキムチ。」

と言いながらパパドと一緒に最初にテーブルに来たのが上の写真のアチャール。あ、キムチね。たしかに一般には分かりやすいかも。
味の方はかなり辛い、というかむしろ激辛と言っていいレベルですが、タマネギのすっきりした風味と辛さの向こうにある少しの甘みが非常に良いバランスで、カレーやタンドリー料理、野菜など何に合わせても美味しいです。何か一口食べる度にちょっとだけアチャールを混ぜたり乗せたりするのが妙にクセになって、結局この辛さにもかかわらず小ぶりな汁椀くらいの器で出てきたのを大部分食べてしまいました。

あと下の写真はバターナン(¥300)とサフランライス(M)(¥250)。
バターナンは薄めに伸ばしてパリッとしっかり焼き色を付けてあり、讃岐うどんを思わせる強いコシのある生地。個人的に好きな系統です。そして手がヌルヌルになるくらいたっぷりバター。
ナンが同じく水戸にある人気店のI-Nキッチンとまったく真逆の方向性で面白いです。

あと、タンドリー盛り合わせ(M)(¥1100)も注文したんですが写真を撮る前に食ってしまったので絵がありません。
タンドリーチキン(骨付きもも肉1本)、シークカバブ、チキンティッカ、フィッシュティッカ、マライティッカ、タンドリープロン(海老2尾)などが入った盛り合わせ。

f:id:Mayugeloki:20191019011310j:plainあとデザート。マンゴークルフィとマンゴーアイスクリーム(各¥250)
クルフィは以前ナマステインディアで棒アイス状のを買ったことがありますが、ベースはあれと同じ感じでカシューナッツの粉末とミルクのベースに粗挽きマンゴーの気配。ナッツパウダーの効果で普通のアイスよりちょっとどっしりした食べ応えがあり、自家製アイスという感じで美味しいです。

マンゴーアイスクリームはバニラアイスにマンゴーピューレをたっぷりかけてココナッツパウダーをふりかけてあります。こっちは一般的日本人が名前だけ聞いて想像する物とそんなに違いがないであろう仕上がり。ココナッツパウダーがちょっとしたアクセントでなかなか良いです。

ということでなかなか来る機会のない水戸で久しぶりにIN-キッチンに行くか新店開拓にするかちょっと悩んだんですが、来てみてよかったと思える店でした。それぞれに特徴のあるカレーとナンとともに、辛いのに妙にやめられないアチャールが印象的。


 ラム(RAM)

  電話:  029-233-1765
  所在:  茨城県水戸市中央1-3-3 山口ビル 2F
  営業:  11:00~15:00、17:00~23:00