おもいつき

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笠間 陶炎祭 後編

f:id:Mayugeloki:20181218004013j:plain前編の続き。

ヒマ種は一日3個まで。

ハムスターの体サイズから見たらヒマワリの種はこのくらいな感覚ですかね。
物としては多分花瓶。これまた以前に見たニケから噂だけは聞いてた物体です。けっこうな値段するので、これも毎回眺めるだけらしいですが。ヒマワリの花を一本だけぽこんと活けても面白そうだ。面白いだけか。

非常に惹かれる作品を数々見れる場ではあるんですが、一発ネタにいくらまで払えるかを試されてる気になってくるのは気のせいでしょうか。

 

f:id:Mayugeloki:20181218004101j:plainさて、会場内を半周ほどしたところで時間はそろそろ昼。食べ物を売ってるブースの並ぶ辺りまで歩いてきました。
その辺を物色しつつ昼ご飯の検討を始めます。

 「あー、ラムチョップでスパークリングワイン飲むのとかいいなぁ。」

運転の交代についてとか訊くのは愚問ですかそうですか。

ということでいそいそとスパークリングワインとラムチョップを買ってくるニケ。私は「ドイツ風じゃがいも餅」という謎の物体を購入。千切りにしたジャガイモをもっちりした何かでからめて油で揚げたような食品。味はシンプルな塩。
ということで戦利品が上側の写真。

日陰にシートを敷いてこれらの食べ物を消費した後、さらにちょっと移動したところに水餃子の店。そこ入り込んで水餃子を注文し、仕上がりを待ちつつカウンターを見ると、ずらりと並んだ日本酒の瓶が。

 「…浦霞。」
 「ん?」
 「浦霞が飲みたい。」
 「ああ、置いてるね。頼めば?」
 「私が注文するとあからさまに運転交代する気無いみたいでなんだから、Mayugeさんが注文してください」

あんたさっき既にワイン呑んでたやん。

ということで注文は私がしたものの、結局酒が出てきたら即自分の前に持っていってカパカパ呑むニケ。
その半端なカモフラージュにはいったい何の意味が。

f:id:Mayugeloki:20181218004128j:plainさて、会場となった笠間芸術の森公園には「陶の森」と称する区画がありまして、山の斜面に陶芸作家による様々な焼き物のオブジェを設置してあるとのこと。せっかくなので散歩がてらそちらの方にも。

写真上は本棚。森の中に本と書架が焼き物で再現されていてなんかシュールな光景。付近には地面に埋もれかけてる本もあって、なんか古代の図書館の遺跡とかそんな感じをイメージしてるんでしょうか。

右下は陶器の扉。付近一帯の斜面に数カ所の扉が散在してました。デザインも扉ごとにまちまち。

左下は森の一角を浸食する謎の生物群っぽい何か。どういうモチーフなのかすらさっぱり謎。
この他にも陶器のトランクが散乱してる場所とか巨大なカメムシがよじ登ってる木とかカタツムリの群れ、キノコっぽい物体の群れとか色々いました。

f:id:Mayugeloki:20181218004151j:plainで、さらにそこから斜面を降り、開けた場所に出てみると、反対側の丘の上に何やらすべり台らしきものが見えてきまして。どうやら池をはさんで向かい側の丘には斜面を利用した巨大すべり台があるもよう。
満面の笑みでそっちに向かって歩き出すニケ。

 「せっかくだから滑ってみたいじゃないですか」

 「ん、ここで待ってる。」
 「いってらっしゃい。」←脱水症状気味で斜面登るのがイヤ

つれない返事の多数決もなんのその、一人でずんずん頂上に登って行きました。
ちなみに我々一行と同じ年代ですべり台に向かってる人もそこそこ見かけましたが、一般的にはその方々は子連れPTでした。
とりあえずMayugeとニケ'旦那はすべり台終点近くの木陰に移動しつつ話しながらニケ待ち。

 「なかなか降りてきませんねぇ」
 「ですねぇ」
 「…このすべり台、よく見たら2本ありますね。」
 「あ、本当だ。もう一本の方は向こう側の斜面に降りてってますね。」

くねくね曲がっててぱっと見判らなかったんですが、すべり台は実は2本あって、赤い方はこちらの斜面に、白い方は反対側の斜面に向かって降りていくようになってるもよう。

 「あー、ニケ間違えてあっちに降りていかないですかね」
 「あり得ますねぇ。ていうかあそこの反対の方滑ってるの、ニケじゃないですかね」
 「あー、どうかなぁ。」

 「…迎えに行きます?」
 「ん、そのうちまた登って自力で戻ってくるでしょ」

結局一度反対側のすべり台に行っちゃった後、さらにもう一度登ってきてこちらに滑り降りてきました。ご満悦の様子。

f:id:Mayugeloki:20181218004210j:plainそういえば陶器市といいながら器の写真が全くないですね。
写真は今回買った「工房ちゃ」(Webページ等は無い様子)さんの湯飲みwithチャイ。
なんでチャイが入ってるかというと、陶器巡り終了後、一旦つくばまで戻ってきてMayuge宅で一休みしたときのこと。

ニケ  「茶など所望します」
Mayuge 「ん、何茶がいい?」
ニケ  「あ、さっきあげたチャイが飲みたいです」

お土産ってそういうものだっけ? しかもまた(うちにある茶の中では)手間のかかる物を(牛乳を水で薄めて砂糖と茶葉を入れ、煮立たせないよう見張りつつ弱火で加熱)。

ということでさっそく湯飲みを使用したときに撮ったもの。