おもいつき

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ラ・ヴィ・プロヴァンサル(いちごフェアー)

さて、かなり以前に上司がケーキの大人買いとかやらかしてた洋菓子屋、コートダジュールの別店舗、ラ・ヴィ・プロヴァンサルでなにやらいちごフェアーをやってるとかいう広告を見かけたので昼食に行ってみました。
ちなみにげふ会の際に配布したチーズケーキもこの店もの。

f:id:Mayugeloki:20181217233606j:plainベジタブルディッシュ
メイン。パスタはケッパーとツナのトマトソース。奥のカップはクラムチャウダーです。いや、海鮮入ってたかな?単なるクリームスープかも。スープがけっこう具だくさんで、どちらかというと「食べる」という感じ。美味。左のココットは抹茶のムース。そして謎なのが右奥にある鮮やかな赤紫の物体。最初は海藻サラダとかに入ってる天草みたいなのかと思ったんですが、どうやら刻んだキャベツ。これを赤紫の色を付けつつピクルスのような液に漬け込んだと思われるんですが、かなり甘い。そしてちょっとだけ酸っぱい。強いて言えば刻みキャベツで甘めのラッキョウを作って紫色にしたような感じ。美味しくないわけじゃないんですがどうにも浮いていてどう扱ったらいいのかが不明。
この紫色の物体以外はどれも文句なく美味でした。
ところでココットの横あたりに黒いソースが回しかけてあるのが見えると思うんですが、ムース用のチョコレートソースか何かに見えるじゃないですか。まあ本命がチョコレートソースで対抗が抹茶に合わせて黒蜜、意表を突いてカルーアのようなコーヒー系リキュールというのもアリかもしれません。で、同行者の人が先にこれをちょっとつけてムースを食したんですが、食べた途端笑い出しまして。どうかしたのか尋ねても返事をせずに笑いながら無言で勧めてくるので、とりあえず試してみました。

  うん、黒酢だ。

Mayugeが世界を征服した暁には、デザートのココットから3cm以内の範囲に黒酢を散布することを法律で禁じることにします。
ていうか黒酢にわざわざトロみつけてデザートの横に撒くな。なんの罠だ。
近くのテーブルに陣取った おばちゃん マダムが、ちゃんと黒酢ソースを野菜に付けて食べてたのが見えてなんか敗北感。

f:id:Mayugeloki:20181217233636j:plain生ハムとくるみのパンサラダ
写真で見たら皿に乗っててそれ程ボリュームなさそうに見えたんですが、実物が出てきてみたらボウルでした。意外に深さが。
野菜の下にはフランスパンが並べてあります。生ハムにくるみという組み合わせがなかなかよい感じ。くるみが香ばしくて美味しいんですが、ちょっと水分を吸ったフランスパンがナイフでもなかなか切れないほどの強度を誇っていてけっこう手強いです。

f:id:Mayugeloki:20181217233659j:plainそしていちごフェアーの目玉、いちごのパフェ。
ベースは上から、生チョコサンド、いちごアイス、いちごムース、チョコクッキー、ストロベリーソース。
崩落しないように食べるのが非常に困難なんですが。なかなかいちごが濃厚で看板に偽り無しです。あと、下の方のチョコクッキーがけっこうしっかりしたビターチョコ味で、歯ざわりと共にいいアクセントになっています。

f:id:Mayugeloki:20181217233726j:plainいちごのフローズンヨーグルト
これもけっこういちご成分多め。横の赤インクみたいなのはいちごシロップ。これ自体はほぼ甘味はついてなくて、好みでシロップを足せるようになってます。ただ、デザートと一緒に飲むにはシロップなしでもけっこういい感じ。
ていうかシロップ足した状態で味見しなかったことに今気付きました。

この店は初めてだったんですが全体的に食べ物は美味しかったです。評判のケーキ屋の別店舗だけあってデザートがしっかりしてますし高レベル。
今回ちょうど昼頃に行ったため、しばらく順番を待ちましたが、待合い席の辺りから厨房が見えるように大きな窓になっていて暇つぶしによかったです。働いてる方は落ち着かなそうですが。
食事も美味しかったことだし待ち順を呼び飛ばされたことはこの際忘れてあげましょう。

あと、オーダーのシステムがなんかちょっと独特になってまして、席に着くとメニューが出されるんですが、注文が決まったら客がメニューを持ってレジに行くという方式になってます。そこでオーダーと、あと支払いを先に済ませて席に戻ると。料理は店員さんが運んできますが、おしぼりなどはセルフサービスというセミセルフ方式。人気店ですし支払い等で手間取るのを省くためですかね。



2008年 追記

閉店のご様子。店舗はそのまま残してあることや、告知の内容から察するに、まだ何かたくらんではいる様子。いまだに閉店を知らずに駐車場に入っていく車などを時々見かけることがあります。