おもいつき

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ついさっき

今日は月曜日。測定を頼まれていたELISAを今日中に終わらせておきたくて、冷凍庫から試薬を出して実験室に向かう。時計を見たら4時。一旦実験を始めると、急ぎでやっても3時間半程度かかる。でもやっぱり今日中に終わらせて火曜日は休みを取りたいし、まあ仕方ないかーと思いながら2Fの理科室に。

そこに見慣れた実験台はなく、教卓と黒板があって、学習机の列んだ、ただの教室になっている。
「そういえばゆとり教育で理科実験は廃止されたから、理科室は全部一般教室にされたんだっけ」とか考えながら、「じゃあ1Fで実験するか」(←問題の解決になってない)とか考えつつ移動。

とりあえず試薬を解凍してる間に食堂で昼食をとってこようと考え、食堂に。
食堂は予算縮小のために取り壊され、テーブルと弁当のボロい自動販売機がが野ざらしで無造作に並べられていた。メニューは基本的にカレーと焼きそばばっか。けどそれぞれ2、3種類ずつある。見た目はほぼ同じで値段が数十円違うのが。一個だけ「日替わりラーメン」と書かれた自動販売機があるが、ウィンドウに展示されている見本はチャーハン。なんとなくこれだけは買いたくない気分になる。

周りを見るとテーブルはけっこう混んでて、女子高生だの黒サングラスのヤクザだのがカレーを食っている。空きテーブルを見つけて荷物を置き、自動販売機に。とりあえず焼きそば(350円のやつ)を買おうと、おもむろに手に持っていたおでんから、糸こんにゃくを取ってコイン投入口にむりむりと投入。自分の中では糸こんにゃくはおよそ80円相当らしく、追加分のお金を150円までいれたところで自販機が小さく「み゛ー」という音を立てて停止。
仕方ないので返却レバーを引いたら250円+細切れになった焼きそばが返却口から。小銭だけ回収して隣の自販機に。

自販機の前に立ち、何となく返却口を見たら9千数百円程度が忘れられている。「ラッキー」とか思いながら手に取っていたら、「ジュースジュース、忘れちゃったー」とか言いながら長髪の兄ちゃん登場。取り出し口に忘れられていたビールを取り出したあと、何か言いにくそうに私の手元のお金をジッと見る。
万札入れてビール買っておきながら、ビールもおつりも取らずに立ち去るって、どんなうっかりさんだよ、とか考えつつも「これ、あなたのですか?」と聞くと、「そうなんですよー、すみません」と言いながらお金を受け取ろうとする。自分のお金とその粗忽者の忘れ物をまとめて手に持っていたので、「あ、これ一部は私のなんで、ええと、一万円からビール一本で…」と言って考えてたら兄ちゃんがお札を上から確認していきつつ「ああ、これとこれとこれは見覚えがないから僕のじゃない」といいながら千円札などを私に手渡してくる。ちなみにお札は色合いは全体的に千円札、五千円札っぽい色なんだけど、図柄は全然違う物で、大きさもやや小さかった。「お前は自分の金をいちいち憶えているのか、そもそもこれは自販機から出たおつりなんだから、見覚えがあるわけが」とか思った辺りで目が覚めました。おはようお前ら。